ヨーロッパ

ヨーロッパとは

ヨーロッパとは、ユーラシア大陸のウラル山脈より西側に位置するフランスや
イギリス、ドイツ、イタリアなどの国々の総称です。
 
ヨーロッパといえば、真っ先に何を思い浮かべるでしょうか？
 
国によって文化は異なりますが、ヨーロッパ全土に共通するのは、
歴史ある街並みと世界に誇る芸術作品、文明や自然が生み出した世界遺産の数々です。
遠く離れていますが、日本からも数多くの旅行者が観光に訪れる魅力溢れる国々です。

フランスの挙式は市役所で？

ヨーロッパウエディングの中でも、とくに人気のフランスを例にとってご紹介します。
 
フランスのウエディングには、日本から見ると少し変わった決まりがあります。
それは、2種類の式があること。
必ず行わなければいけないのが、Mariage Civilという民事婚です。
 
民法で定められている儀式で、市役所にて市長か市長代理が婚姻の証人となり、
新郎新婦は婚姻書類にサインします。
そのため、フランスの市役所には礼拝堂のような美しい式場が併設されているところもあります。

もうひとつはMariage religieuxという宗教婚で、教会で挙げます。
こちらは任意のため、行わないカップルもいます。
その場合はMariage Civilのあとに、レストランや自宅の庭に家族や友人を集めて
アットホームなパーティーを開きます。
 
カップルによっては、趣のあるワインセラーやガーデン付きの邸宅などを貸し切って
パーティーを行うこともあり、歴史と伝統が色濃く残るヨーロッパならではのお祝いとなります。

ヨーロッパにはお城で挙げるウエディングも

ヨーロッパには、映画のワンシーンのようなウエディングを実現できる場所がいくつもあります。
 
例えばルイ13世が所有していたフランスの「シャンティイ城」や
旧市街を見下ろす丘の上に建つドイツの「ハイデルベルク城」など、
かつて王族や貴族階級が所有していたお城が観光や挙式のために解放されているのです。

また古城以外にも、ヨーロッパの由緒ある美しい教会で式を挙げるカップルも少なくありません。
 
教会の歴史に加え、牧師様の温かな言葉と格式ある大聖堂に響くパイプオルガンの音色は
荘厳で華麗なウエディングを約束してくれるでしょう。